練りこまれたSF設定と豊富なメディアミックス展開で反響を呼んだ美少女SFアニメのテレビシリーズを、新作作画や追加作画を交えながら三部作に構成した劇場版の完結編。後藤圭二監督自身によるディレクターズ・カット版である。新たな姿で復活したエクレールとリュミエールは、前線に帰還。かつての二人の姿を模して謀略を図っていた同じESメンバー、アールヴとその相棒ドヴェルグと対峙する。やがて銀河では、全高6000km近くの超大型宇宙船デュカリオンが暴走をはじめようとしていた。その裏に潜む、この事件を演出しようとする男の意図とは!? 集合したESメンバーたちの最後の戦いが始まる。テレビシリーズ第18~19話あたりから最終回までの物語を再構成。意外な人間関係など物語の真相に迫るクライマックスを大画面に置換し、テレビシリーズより多い情報でリュミエールの過去を語る新作作画部分なども印象的といえる。
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